子どもの頃の不思議な体験
始めてお題に参加させていただきました
「体験」というと語弊があるのですが、子どもの頃だけにあった不思議な感覚として
「話している相手の誕生日がわかる」というのがありました。
バカにされそうだったんで誰にも言ったこと無いですけど。
〇月〇日!って数字がぱっと閃くタイプではなくて
なんとなーく
もしかして春生まれ?
5月っぽくない?
5月の中だったら最初の方
12日までのいつか
3日とか?
みたいな感じで少しずつわかっていくタイプでした。
でも「なにこいつこわ」って思われるのがこわかったので言えなくて
別ルートでその人の誕生日を知り(そっちのほうがこわい)
「ほらほらほらほらぁ!合ってた!」って一人で納得していました。(こわい)
高校生くらいになるとさらに自分のことで精いっぱいになってしまい
長らくそんな感覚を持っていたことさえ忘れてしまっていました。
大学生の終わりごろ、友達とUSJに行く駅のホームで「そんなのあったな…」って突然思い出し、懐かしく感じつつも、やっぱり誰にも言えず、今に至ります。
あの感覚を忘れずにずっと磨き続けていたら、なんか違ったんだろうか。
いやでも人の誕生日が分かったところで…?
それを活かすのが商才…?
すぐお金に結び付けようとするくらい薄汚れてしまったのでもう二度と他人の誕生日がわかることはないのだろうなと思います。
寂しい。
大人になるっていうことは、失っていくこと…